遺品整理の用語集

遺品整理、生前整理には業界用語のようなものがあります。
用語を知っておくことでスムーズに遺品整理を進めることができます。

あ行

遺産
遺産とは、被相続人が亡くなった時に残されていました、プラスとマイナスの財産のすべて財産のこと。

遺産分割協議書
遺産分割協議とは、相続人が全員で被相続人の遺産の分け方を決める話し合いのこと。
話し合いで決まった内容を書面にしたものを、遺産分割協議書と呼びます。

遺書
遺書とは、自殺をする前など、亡くなる前に自分の気持ちや自殺の理由などを家族や友人に書き遺した文章です。

遺書には法的な効力はありません。

一般廃棄物収集運搬許可
一般廃棄物収集運搬業許可とは、一般廃棄物(産業廃棄物以外の廃棄物)を収集運搬するために必要な認可です。
家庭から出される家庭系一般廃棄物、事業所などから出される事業系一般廃棄物を収集運搬する場合にはこの許可が必要となります。

遺品供養
遺品供養とは、亡くなられた方が生前に大切にされていた愛用品や収集品を供養することです。

遺品整理
遺品整理とは、故人の残した家財などを整理し、後片付けをする作業です。

遺品整理士
遺品整理士とは、一定の講習などを受け、遺品整理についての一定の知識を有する者です。
民間の認可ですので、法的な効力はありません。

遺留分
遺留分とは、被相続人の兄弟姉妹以外の相続人に対して(お嫁さんなど)保証された相続財産の割合のことです。

被相続人の兄弟姉妹以外の相続人には相続開始とともに相続財産の一定割合を得ることができるという権利(遺留分)が認められています。

子どもの相続人にも遺留分権は認められおり、遺留分権を有するこれらの者を遺留分権利者といいます。

永代供養 (えいたいくよう)
永代供養とは、寺や霊園を運営する宗教法人が故人の親族に代わって墓や位牌を管理することです。
寺側が読経や法要を親族に代わって行い、親族は出向く必要もはありません。
近年の供養に対する意識の変化や墓の管理継承者がいないなどから、墓を持たずに供養のできる方法として注目されています。

エンディングノート
エンディングノートとは、自身の人生の終末に迎える死に備えて、自身の希望を書き留めておくノートです。

終活のすすめ


お焚き上げ
お焚き上げとは、不用になった遺品や愛用品などに感謝の気持ちを込めて天に返すための儀式です。

日本では人間が想いを込めたものには気持ちが宿ると言われ、浄火して天上へ還す事により炎の力で清められると考えられていることに由来します。

か行

介護有料老人ホーム
介護付有料老人ホームとは、各都道府県から指定を受けた施設で、食事や入浴介助などの介護サービスが受けられる老人ホームです。

基準を満たしている老人ホームのみ、介護有料老人ホームと名のれます。

核家族
核家族とは現代社会における家族の形態の一つで、最小の人数で成り立っている家族です。

家族信託
家族信託とは、遺産を持つ方が自分の老後や介護等に必要な資金の管理を行う際、保有する財産を信頼できる家族に委託し、管理や処分を任せる財産管理の方法です。


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